【緊急】相手に弁護士が就いた方へ
弁護士から突然手紙が来た、裁判所からの書類を見たら相手が弁護士を依頼していた、こういうことが起こったら、とても動揺しますよね。
相手が弁護士をつけた場合、できるだけ早くあなたも弁護士にご相談されることをおすすめします。
法律の専門家であり、交渉の経験も豊富な弁護士を相手に、ご自身で対応するのは、思わぬ損害を負う危険があります。
また、電話、メール、手紙などで相手の弁護士から頻繁に連絡が来ることになりますので、精神的な負担、仕事や日常生活への影響も大きいでしょう。
特に、以下のケースにおいては、早急に弁護士に相談され、あなた自身も弁護士に依頼することをおすすめします。
弁護士に依頼すべきケース
相手の弁護士から、離婚の条件が提示されている。
相手の弁護士から提示される条件が、適正なものかどうか、ご自身で判断するのは非常に危険です。離婚の条件は、ご夫婦の状況によって、大きく異なります。双方の収入、お子さまの年齢、人数、財産分与の対象となる財産の判断、いつの時点での財産を財産分与の対象とするか、特有財産の存在、ローンや借金の有無、離婚後収入の変動、離婚に対する有責性の有無など、考慮すべき事項が多数あります。
相手の弁護士からの提案を鵜呑みにせず、必ずご自身でも弁護士の意見を聞いて、その適否について判断すべきです。
多くのケースで、最初に相手の弁護士から提示される条件は、相手にとってメリットの大きい内容になっています。相手の弁護士ですから、相手の利益を最大限にするのは当然です。ですので、あなたも、ご自身の味方となる弁護士を見つけ、自分の利益となる反論をされた方がいいと思います。
相手の弁護士が高圧的である。
弊所にご相談に来られる方から、相手の弁護士から電話がきたが、非常に高圧的で自分の意見を全く聞いてもらえなかったというお話をよく聞きます。
確かに、弁護士の一部には、高圧的に偉そうに話す人もいます。ただ、そういう人でなくても、相手の弁護士は基本的に相手の言い分を主張し、できるだけ相手に有利なように交渉してくる存在ですから、電話を受けている方にとっては非常にストレスがかかる話になるのが通常です。
こういう状況になると、ご自身の主張を伝えたり、相手(弁護士)を説得したりすることはなかなか難しくなります。
ですので、相手の弁護士を高圧的と感じたり、相手の弁護士とのやりとりにストレスを感じる方は、ご自身の主張をできる限り伝え、相手にも譲歩してもらえるように、弁護士に依頼されることをおすすめします。
返答を急かされている。
執拗に返答を急かされる場合は、相手が焦っている証拠ですので、一旦冷静になって、本当に相手から提示されている条件が適正か、弁護士に確認してもらってください。
返答は、相手のペースではなく、ご自身のペースで行ってかまいません。ですので、相手のペースにのまれないことが大切です。
とはいえ、返答が遅すぎたため、話し合いで解決できたのに調停を申し立てられてしまった、訴訟になってしまったというケースもあります。そこで、相手のペースに呑まれないものの、どの段階での離婚を目指すかによって、返答のスピードや内容が変わってきます。それをご自身だけで適切に判断するのは難しいことです。離婚を多く扱う弁護士は、多数の経験を有しておりますので、返答のスピード感、内容について最初の段階から戦略的に考えています。
無理なことを要求されている。
いますぐ家を出て行ってほしい、相手が不倫をしたのにすぐに離婚してほしい、多額の住宅ローンが残っているのに現金での財産分与を求められる、有責配偶者でもないのに慰謝料を求められている、慰謝料額が高額など、無理なことを求められている場合も、すぐに弁護士に相談してください。
本当にのまなければいけない要求なのか、あなたの状況に応じて、離婚を多く扱う弁護士であれば適切なアドバイスが可能です。
相手が弁護士をつけて到底無理なことを要求してくる場合は、相手の弁護士も無理なことをわかっていて、ダメ元で最初だけ高い要求をしていることも少なくありません。一方で、相手方自身が、弁護士の話を聞かず、強硬に無理難題を主張し、相手の弁護士も仕方なくそのまま要求してくる場合もあります。
いずれにしても、無理なことを要求されているケースでは、ご自身での解決は難しいですので、弁護士へのご依頼をおすすめいたします。
弁護士に離婚問題を依頼するメリット
弁護士に離婚問題を依頼すると、
以下のような法的なメリットがあります。
相手が離婚に応じない場合は、最終的に裁判での解決を見据えて行動する必要がでてきます。困難な状況ではありますが、以下のメリットを享受し、できるだけ早期に離婚できるよう一緒にがんばっていきましょう。
- 妥当な条件や見通しを知ることができる。
- 協議離婚、調停離婚、裁判離婚の手続きを任せられる。
- 書面を作ってもらえる。
- 提出する証拠を選んでもらえる。
- いつでも法的な質問ができ、疑問を解消できる。
- 類似ケースの解決策を聞くことができる。
- 裁判所に対等に意見できる。
法的なメリット以外にも、以下のようなメリットがあります。
- 代わりに相手と交渉してもらえる。精神的な負担が軽くなる。
- 感情的に乱されず、冷静に判断できる。
- 相手が無視したり、はぐらかしたりしにくくなる。
- (裁判の場合)裁判所に行かなくていいため、仕事に支障が出ない。
- (調停の場合)調停委員に言いにくいことも代わりに言ってもらえる。
- 交渉や調停のその場で、有利不利、妥当、妥当でないという判断が即決でできる。
- できるだけのことをやったと後悔が残りにくい。
- 力強い味方ができ、1人で戦わなくていい。
弁護士への依頼を決めた際は、弁護士の中でも、特に”離婚を多数扱っている弁護士”に依頼しましょう。
弁護士が取り扱う分野は多岐にわたります。
病院をイメージしていただくと分かりやすいですが、おなかが痛いときには内科、目の調子が悪いときは眼科、鼻水が止まらないときには耳鼻科を受診されると思います。
弁護士も同様に、それぞれに得意な分野があります。離婚案件が多いほど、これまでの経験から裁判で離婚が認められる見込みの予測も立てやすいです。また、離婚を拒否している相手との交渉にも長けていると言えます。
離婚問題にお悩みなら弁護士法人とびら法律事務所へ
離婚問題に直面することは、将来に対する不安や悩みを伴いますが、弁護士法人とびら法律事務所では、これまで累計6,000件以上の離婚相談を受け、幅広いケースに対応してきた経験豊富な弁護士が、あなたに寄り添い、解決策を提供いたします。
初回45分までの離婚無料相談を実施しており、毎年約1,000件の離婚問い合わせにも対応しております。
また、実際にご相談いただいた方からは、以下のような声を頂戴しております。
「先生にお願いしなければ,まだまだ離婚できずに苦しんでいたと思います」
「どんなことでも親身になって聞いてくださり,すぐに対応してくれたので助かりました」
(お客さまの声)
弁護士法人とびら法律事務所は千葉と船橋にオフィスがございます。お近くのオフィスをご利用ください。
>>電話でのお問い合わせはこちら:千葉:043-306-3355 船橋:047-407-3180