モラハラを受ける人の特徴とは?千葉の離婚に詳しい弁護士が解説
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離婚・モラハラ相談実績 |
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| 「怒鳴られるわけじゃないけど、なんとなく言いたいことが言えない」「毎日謝ってばかりで、自分がおかしいのかも…」。そんな気持ちを抱えているなら、それはモラハラかもしれません。当事務所ではこれまで8000件以上のモラハラ・離婚問題に関わってきましたが、「もっと早く相談すればよかった」とおっしゃる方が非常に多くいらっしゃいます。このコラムが、あなたの状況を整理するきっかけになれば幸いです。 |
1. モラハラを受ける人の特徴
まず大切なことをお伝えします。モラハラを受けることは、あなたの「せい」では決してありません。ただ、加害者が特定のタイプの人を標的にしやすい傾向はあります。自分の責任だと責めるためではなく、「なぜこうなったのか」を理解するための参考として読んでいただければと思います。
① 自己評価が低く、相手の言葉を受け入れやすい
「自分はダメだから」「相手の方が正しいかも」と感じやすい方は、モラハラ加害者の批判や責めを「当然のこと」として受け取ってしまいがちです。相手の言葉をそのまま信じてしまい、気づけば自分を追い詰めている、というケースが多く見られます。
② 責任感が強く、「自分がなんとかしなければ」と思いやすい
家族のために、子どものために、と一生懸命頑張れる方ほど、相手の不機嫌や怒りを「自分がうまくやれていないから」「私の言い方が悪かったのかも・・・」と解釈してしまいます。その結果、どれだけ努力しても「足りない」「ダメだ」と責められ続けるという悪循環に陥りやすくなります。
③ 我慢強く、争いごとを避けようとする
「ここで言い返したら大変なことになる」「また機嫌が悪くなったら困る」「自分が我慢すれば家庭が丸く収まる」と考え、波風を立てないよう自分を押さえ込む方が多いです。たとえば、夫が不機嫌になるたびに謝る、予定をすべて夫に合わせる、反論せずに黙ってしまうというような態度をとっていると、その忍耐強さが、かえって加害者の行動をエスカレートさせてしまうこともあります。
④ 共感力が高く、相手の気持ちを優先してしまう
「相手も大変なんだ」「きっと傷ついているんだ」と相手を思いやるあまり、自分が傷ついていることを後回しにしてしまう方も少なくありません。優しさゆえに、被害が長期化してしまうケースです。
⑤ 専業主婦・パート勤務で小さい子どもがいる
このような場合、離婚後の生活や、親権を取れるのか、養育費を払ってもらえるのかという不安から、我慢を続けてしまうことがあります。相手から、「お前が一人で生活できるわけがない」、「子どもを置いて出ていけ」、「離婚するなら親権は譲らない」などと言われ、我慢するあまり、相手からの支配が強くなることもあります。
2. モラハラが発生する要因
モラハラはなぜ起きるのでしょうか。加害者側の特性と、関係性の構造の両面から考えると理解しやすくなります。
加害者の特性
モラハラをする人の多くは、自己愛が強く、自分の非を認めることが極端に苦手です。うまくいかないことがあると、それを「相手のせい」にすることで心理的安定を保とうとします。また、外面がよく職場や近所では「いい人」として通っていることが多いため、被害者が周囲に相談しても信じてもらえないという二重の苦しみを抱えることになります。
パートナーシップの力関係
経済的な依存(専業主婦・主夫など)や、子育てによる社会的孤立が、「逃げられない」状況を作り出します。「私が我慢すれば家族が守られる」という思いが、モラハラを長期化させる背景になっています。学歴差、年齢差、実家の資産の差などそれ自体が悪いものではないのですが、それを理由に力関係に差ができ、一方が優位に立ち、もう一方の意見や人格を軽く扱うようになるとモラハラに発展しやすくなります。
問題が見えにくい構造
身体的な暴力と違い、モラハラは証拠が残りにくく、被害者本人もモラハラが問題のある行為なのかわからないことが多いです。一見正しいことを言っていることもあるため、どんなに精神的に追い詰められても、離婚原因にあたるとは思わず、周囲の人に相談することをためらいがちです。当事務所にご相談に来られる方の中にも、「気づいたら10年以上経っていた」という方が少なくありません。
3. よくあるモラハラ事例
「これってモラハラなの?」と迷っている方のために、実際の相談として寄せられやすい言動のパターンをご紹介します。
言葉による支配・侮辱
「お前は頭が悪いから何もわからない」「こんなこともできないのか」「俺と同じくらい稼いでから言え」「働いて稼いでもないのに、家事育児の質も低い」「お前の出来が悪いからこどもの出来も悪い」などと日常的に人格を否定される。次第に「自分はダメな人間だ」と思い込まされてしまう。
行動の監視・コントロール
「どこへ行くのか逐一報告しろ」「誰と話したか全部言え」と行動を細かく管理される。友人との外出や実家への帰省も許可制になり、社会的に孤立させられる。GPSアプリで現実に監視をされる。
経済的なコントロール
生活費をほとんど渡してもらえず、何か買うたびに「何に使ったんだ」と責められる。家計の管理を完全に握られ、自分では何も決められない状態にされる。生活費の支払いがレシートを見せた後の後払いになる。
無視・感情的な切り捨て
少しでも気に入らないことがあると、何日も無視される。何が悪かったのかわからないまま謝り続ける日々が続く。
子どもを使った圧力
「離婚を言い出したら子どもを渡さない」「子どもにお前の悪口を全部言う」と脅される。子どもへの影響を盾にとられ、逃げ出す決断ができなくなる。
4. モラハラ問題を弁護士に依頼するメリット
「弁護士に頼むほどのことなのか」と感じる方も多いですが、モラハラ問題こそ早めに相談することで状況が大きく変わります。
相手と直接交渉しなくてよくなる
弁護士が代理人になることで、相手との離婚交渉はすべて弁護士を通じて行われます。精神的なストレスが大幅に軽減され、安全な距離を保ちながら手続きを進められます。
証拠の集め方を具体的に教えてもらえる
モラハラは証拠が残りにくいからこそ、何をどう記録すればいいかが重要です。日記・録音・メッセージのスクリーンショットなど、有効な証拠の集め方を丁寧にアドバイスします。
離婚条件を正当に交渉できる
慰謝料・財産分与・親権・養育費など、離婚にはさまざまな取り決めが必要です。弁護士が代理人になることで、相手の一方的な要求に押し切られずに済みます。
調停・裁判になっても安心して臨める
話し合いがまとまらない場合、家庭裁判所での「調停」や「裁判(訴訟)」に進むことがあります。慣れない手続きも、経験豊富な弁護士がそばにいれば落ち着いて対応できます。
「自分は間違っていない」と確認できる
長年モラハラを受けてきた方は、「自分がおかしいのかも」という感覚に陥りがちです。親族など近い関係の方だと、表面上は問題がなさそうに見えるとモラハラに理解してもらえないこともあります。あなたの話をしっかり聞き、客観的な視点でアドバイスします。
5. 千葉県でモラハラ・離婚にお悩みの方へ
モラハラ離婚では、「自分が悪いのではないか」「こんなことで弁護士に相談してよいのか」と悩み、相談が遅れてしまう方が多くいらっしゃいます。しかし、つらさを一人で抱え続ける必要はありません。
当事務所では、離婚問題に注力する弁護士が、現在の状況を丁寧に伺い、離婚できる可能性、別居の進め方、生活費の請求、親権や養育費、慰謝料、調停への対応まで、見通しをわかりやすくお伝えします。
「証拠が少ない」「まだ別居していない」「夫に相談したことを知られたくない」という段階でも、ご相談いただけます。弁護士に相談したからといって、すぐに離婚を決めなければならないわけではありません。今後の選択肢を知るだけでも、心が少し軽くなることがあります。



