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モラハラ夫が妻を攻撃する理由とは?モラハラ離婚相談の実績多数の弁護士が解説

モラハラ夫が妻を攻撃する理由とは?モラハラ離婚相談の実績多数の弁護士が解説

このホームページ内で繰り返し説明していますが、モラハラ(モラルハラスメント)とは、殴る、蹴るといった身体的な暴力を伴わないが、人格を否定したり、束縛や指示命令等を繰り返したりすることで、上下関係を作るような精神的な嫌がらせを意味します。

交際中はあまり意識しなかったものの、結婚後日常生活を共にするようになって気づくことも多いです。

性別にかかわらず、モラハラは起こり得るもので、近年妻から夫へのモラハラ事例も増えています。

しかし、モラハラ離婚のご相談の多くは、夫から妻へのモラハラです。中には非常に深刻なケースもあります。

この記事では、モラハラ夫がなぜ妻を攻撃するのか、その背景や理由を多数の事例での経験を元にご説明します。医学的、心理的な内容とは少しずれるとは思いますが、弊所も多数のモラハラ離婚のご相談、ご依頼を受け、共通点が多いと感じています。

モラハラによる離婚や夫婦関係に悩んでいる方は、この記事を読んで問題解決の糸口を見つけ、ぜひ一歩を踏み出してください。

モラハラ夫が妻を攻撃する理由

支配欲、所有欲、劣等感

モラハラ夫は、実は、妻を攻撃しているつもりはないことがほとんどです。むしろ、自分なりの正義に基づき、良かれと思ってやっていることが多いです。

結果として、家庭内で優位に立つ、妻をコントロールする、妻を精神的に追い詰めるという事態になるのですが、妻を不幸にすること自体に目的があることは非常に少なく、正しい自分の考えに従った方がみんな幸せなのだ、と思い込んでいるのです。

深刻なモラハラケースほど、夫は無自覚なことが多く、弁護士に依頼して離婚調停や離婚訴訟をしても、妻は弁護士にそそのかされている、自分と離婚したいわけがない、自分といた方が妻は幸せだと主張してきたりします。

これは、夫自身が抱える劣等感や自分への自信のなさ(これも全く無自覚なことが多い)から、妻自身の別個の人格を尊重することができず、自分の中に取り込んで支配、所有する方向でしか考えられない状態になっていると私たちは考えています。

やはり、自分自身が精神的に自立、自律し、満たされていないと、相手を別個の人間としてきちんとリスペクトすることはできないのだろうと思います。

その背景には、たとえば、夫が職場での評価に不満を抱えている、夫以上に有能な同僚や部下が職場にいる、両親から成績や進学先で評価ばかりされてきた、誰にも弱みを出すことができない環境だった、偏差値や学校名だけで人を評価するような教育環境、周囲の状況だった、親しい友人が誰もいなかった等、心が満たされなかった過去や片面的な価値観が形成されてしまった過去からの影響があります。

その結果、夫が自身の内面的な問題を真の意味で解決する代わりに、一番身近で自分と一体化しやすい他者を攻撃することで自尊心を保とうとするモラハラ行動が起こると私たちは考えています。

過度な完璧主義や理想とのギャップ

モラハラ夫の中には、極端な完璧主義者や自分の理想像に固執するタイプもいます。

その理想像から外れた部分に対して攻撃的になり、妻の言動や家事・育児の方法などを過剰に批判するのです。

これも結局のところ、自分自身が理想に届いていないという劣等感を常に抱えていることと、妻は別個の人格であって、それを尊重すべきであるのに、自身と一体化することで、対話をせず自分の理想を一方的に押し付けるのが当たり前になっていることが原因です。

マウンティング構造

心理学や社会学の書籍を読むと、あくまで一般的な傾向ですが、男性は女性と比較すると、序列を意識したり、マウンティング(上下関係や優劣を示す行動)を取り合ったりする傾向が強いと記載されています。

理由としては、以下のものがあるということです。

  • 生物学的要因(男性は太古の昔から集団内での地位や権力、社会的序列を得ることで、食べ物、資源、配偶者を確保してきたため序列や競争を意識する心理的傾向が遺伝子的に備わっている。女性は歴史的にコミュニティ内で調和を図り、集団を維持する役割が大きかったため、上下関係よりも協調性や横のつながりを意識する傾向が強い。)
  • 社会文化的要因(特に日本社会では、男性は職場や学校などの組織内で「縦の序列」に敏感で自分の位置づけを確認したがる傾向がある。一方、女性は、容姿や家庭、子育ての状況、人間関係などが比較対象になりやすく、必ずしも「縦」の序列というより、「横」の評価軸を重視することが多い。)
  • 心理的要因(男性は一般的に「競争志向」が強く、自分の能力を周囲と比較し、自らの優位性を確認することで自尊心を維持する。一方で、女性は自己肯定感を周囲の承認や共感に求める傾向が比較的強く、他者との直接的な競争による優劣の確認を行うことは男性よりも少ない。)
  • マウンティングが表れる場面の違い(男性間は、社会的地位、経済力、体力、知識など具体的で明確な「数値化しやすい指標」で競争される傾向がある。一方、女性間では、外見や家庭生活、子どもの進学先、人間関係の広さや人望など、数値化が難しく、主観的なことで競争意識が現れる傾向がある。)

これらの要因から、あくまで一般論ですが、男性は女性よりも序列やマウンティングを意識する傾向があることは、心理学的や社会学的な研究で主張されています。

その結果、夫婦間でも序列やマウンティングがモラハラにつながっていることもあります。

もちろん、個々人による差異も大きく、男女間で常に起こり得ることではありません。

モラハラのないご夫婦も多数いますし、逆に妻から夫に対するモラハラがあるケースもあります。

こういう傾向があるのを理解した上で、人格的な成長を続け、幸せなご夫婦関係を築いておられる方も沢山います。

あくまでも、いまモラハラに苦しんでいる方が、モラハラの要因、傾向の1つとして参考にすることが大切です。

モラハラはなかなか改善されない

モラハラを続ける夫は、一時的に自分の言動を反省して「もうしない」と謝罪する場合もあります。しかし、多くのケースではなかなか改善が見られず、同じパターンを繰り返す傾向があります。

  1. 問題意識の希薄さ
    モラハラを行う夫は、自分の言動が問題であるという認識が希薄な場合が多いです。妻がどれほど傷ついていても、「自分は正しい」「相手に問題がある」と捉え、改善しようとしません。
  2. 謝罪と攻撃のループ
    一時的に謝罪しても、本質的に問題を理解せず、自分は悪いと思っていない(むしろ正しいと思っている)ため、時間が経てばすぐ以前の状況に戻ってしまいます。表面的に「もうやらない」と言っても、根本的な考え方や環境が変わらない限り、再発のリスクは高いです。
  3. 周囲からの指摘不足や孤立
    家庭内の問題は外部にはわかりません。暴力や不貞は、明確に悪いことだと周囲の人も指摘してくれます。
    その結果、暴力や不貞はしてはいけないと暴力や不貞を行う人の反省につながります。
    しかし、モラハラの場合、周囲から問題だと指摘を受けたり、適切にアドバイスをしてくれる機会はほぼないと思います。モラハラをする人には比較的高学歴、高収入の方も多く、親族や知人から評価されていて、問題が表面化しづらいことも多いです。その結果、モラハラは改善されません。

モラハラ離婚を考えたときに弁護士ができるサポート

弁護士が提供する具体的な支援内容

弁護士は、あなたが抱えているご夫婦関係の状況を法的な見地から整理し、離婚の可否、必要な証拠、親権や財産分与の見通し、慰謝料請求の可否、適正な婚姻費用、養育費の額をアドバイスし、調停や裁判のサポートを行います。また、モラハラ夫との交渉を代わりに行うため、自分で話し合う必要がありません。

モラハラでお悩みの方へ|まずはご相談ください

モラハラに悩み離婚を考えている方は、是非、モラハラ離婚の実例が多い弁護士にご相談ください。
とびら法律事務所では、初回無料相談も実施しております。専門知識を持つ弁護士が、問題解決に向けた具体的なアドバイスをします。
モラハラは放置すればするほど深刻化する恐れがあります。
ご自身だけで抱え込まず、早めの対応が必要です。何よりもあなたの心身の安全を確保し、安心できる環境を整えることが大切です。
まずはお気軽にご相談ください。

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