ご依頼前の状況

ご依頼者様（妻）は、夫と約15年前に別居した。その後、夫は各地を転々としながら詳しい所在を知らせることなく生活していた。ご依頼者様は離婚と財産分与を求めて、夫に連絡を取ったが、夫は離婚を先行させようとするばかりで財産分与に応じなかった。別機関で相談したところ、夫の住所が分からないと何もできないと言われ、とびら法律事務所にご相談に来られた。

ご依頼後の状況

担当弁護士のアドバイスにより、ご依頼者様が調停を申し立てたいと夫に連絡すると、住所を教えてもらうことができた。そこで、担当弁護士が離婚調停を申し立てた。夫にも代理人が就き、調停で財産分与の話し合いを行うことができた。複数回の調停期日を重ねた結果、ご依頼者様は、夫から150万円の解決金を取得し、財産分与として生命保険の名義変更も受けられた。また、数百万円あるご自身の貯金を守ることも出来、実質的にはもらえた金額以上の利益を得ることができた。