ご依頼前

夫は、浮気を否定し、慰謝料は支払う義務がないと主張。
また、夫には多額の借金があったこと、妻の方の収入が多かったことなどから、養育費の支払いも拒否していた。

離婚自体には争いはなかったが、夫は妻に１円も払わないという姿勢であった。

浮気に対しては証拠が不足していたことから、裁判では慰謝料が認められにくい状況であった。

ご依頼後

浮気だけでなく、結婚生活を破綻に導いた夫のさまざまな他の点もあわせて追及し、粘り強く交渉を続けた。
夫は、お金がないことを理由に支払いを拒否していた。

弁護士が夫の収入、支出の状況を分析し、夫の支払い可能な額を指摘した。
また、裁判になったときのデメリットを重ねて説明した。

結果として、慰謝料と養育費を認めさせることができた。

同じような状況で悩まれている方へ

このように、証拠があまりない場合でも、粘り強く交渉を続けること、その他の責任についても合わせて追及すること、今後時間やお金、労力がかかることとの比較などで、自分に有利な方向で交渉がまとまることがあります。

また、慰謝料という名目を嫌う人は多く、和解金、解決金などと名前を変えれば、払ってくれるケースもあります。
いずれも、交渉の中で、相手の心理や状況をよみつつ、丁寧に話をする技術や知識が必要です。

Ｂさんは、とても意思が強く、前向きな方で、一緒に離婚手続を進める素晴らしいパートナーでした。
Ｂさんのお役に少しでも立てたのであれば、幸いです。

この離婚をステップにし、もっと輝かしい未来を歩んでいっていただけると思っています。

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・養育費シミュレーション