家庭裁判所の再開
6月下旬から、調停や訴訟(裁判)も再開されています。
4、5月に入っていた調停や訴訟で、取り消されていたものは、弊所では概ね再設定されました。早いもので6月下旬、遅いもので9月になりました。
2か月間、裁判所も止まっていたので、かなりの事件が滞留しています。そのため、なかなか期日が入らない状況です。
弊所では、裁判所がいつ再開するかわからなかったため、調停や訴訟のケースも、協議でできるものはできるだけ進めてきました。
相手が協議に積極的でなく、「絶対に調停で」「訴訟で」と話し合いを進めることを拒否されたケースもありましたので、裁判所の再開を本当に待ちわびていました。
争いの渦中にいる方にとって、争いが解決しないまま再開時期もわからずただ待たされるのは、本当にストレスが大きかったと思います。
司法は、社会の中で重要な役割を担っています。
裁判所は、電話会議やオンライン会議を利用したり、代理人のみの出席としたりすることで、もう少しできることはあったのではないかと思います。
裁判所には、紛争解決機関としての責任を持ち、感染対策に十分に留意しながら、工夫をして司法機能を継続させる努力をしていってほしいと切に願います。
これから、調停や訴訟を考えている方は、できるだけ早く動いた方がいいでしょう。
いまから申し立てても、初回期日が9月、10月になる可能性が高いです。
通常であれば、申立てから1か月半程度で初回期日が設定されますが、いまは3、4か月先になっています。
なかなか期日が入らないので、弁護士を入れての協議離婚を目指すのもおススメです。
弊所では、協議離婚にも力を入れていますので、是非ご相談ください。
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相談することで気持ちが楽になります。お気軽にご相談ください。
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