弁護士の性別
※この記事は平成26年作成のものです。令和4年現在、ご予約の運用変更に伴い、性別も含め弁護士はお選びいただけません。
こんにちは。
弁護士の村上です。
ご依頼いただく方の中には、弁護士の性別にご希望のある方がいらっしゃいます。
女性のご依頼者様が女性弁護士を希望するというのはよくあります。
話しやすい、共感してもらえるなどが理由です。
弁護士と意思疎通がうまくできなければ、事件を正確に把握することもできません。
当然、ベストな方針の選択もできません。
弁護士もうまく動けず、ご依頼者様にも不満が残ることになります。
したがって、「話しやすい」というのは弁護士を選ぶ上ではとても重要な要素になります。
一方、男性のご依頼者様の場合、弁護士の性別にこだわりがないことが多いです。
きちんとやってもらえるのであれば性別にこだわりがないというのが理由だと思われます。
実に合理的です。
そして、意外に多いのが、女性の方が男性弁護士をご希望されるケースです。
当事務所では、ご相談のご予約をいただく際に、弁護士の性別にご希望はありますか?とお伺いしておりますが、一定数、女性のご相談様が「できれば男性の方を・・・」とおっしゃいます。
男性弁護士をつけるメリットは多くあります。
特に、紛争の相手方が、女性を蔑視している場合、DV夫の場合などは男性弁護士が前面に出た方がうまく進むことがあります。
女性で男性弁護士をご希望いただく多くのケースでは、やはり、「夫は女性をバカにしているので男性じゃないと話をしないと思う・・・」
等とおっしゃいます。
このように、弁護士の性別にはご依頼者様のご希望、話しやすさ、相手に与える印象などいろいろな要素があり、一概にどちらがいいとは言えないことが多いです。
当事務所では、主担当と副担当を決め、複数の弁護士が情報を共有して、方針を決定しています。
ですので、男性弁護士、女性弁護士の双方がどの案件にも関与しています。
主担当と副担当については、相手の性格、案件の内容、ご依頼者様のご希望や性格などいろいろな要素を総合的に考えて、男性、女性弁護士どちらを主にするかを決めております。
弁護士の性別にご希望のある方は、ご相談予約時に言っていただければと思います。
※令和4年現在、ご予約の運用変更に伴い、性別も含め弁護士はお選びいただけません。