ご依頼前の状況

埼玉県で同居していたが、夫の不貞が発覚し、それまでのモラハラと相俟って、妻は出身地の千葉県に１歳の子どもを連れて転居してきた。妻は別居後、離婚を求める内容の連絡をしていたが、夫は妻のことを下に見ており、まともに話し合おうとしていなかった。妻はこのままでは離婚が出来ないと考え、とびら法律事務所に依頼した。

ご依頼後の状況

ご依頼後、担当弁護士は、夫に対し内容証明郵便を送った。弁護士からの通知に驚いた夫は、妻からの連絡のときとは異なり、離婚協議に向き合うようになった。担当弁護士は、妻からの要求は適正なものであること、調停や訴訟を経ても、夫が離婚を拒否することは現実的ではないことを説明した。
当初、親権取得を希望していた夫も、段々と現実的な対応を見せるようになり、最終的には養育費月４万円、私立の学校に進学した場合の養育費の加算、解決金１５０万円という条件で合意した。強制執行可能な公正証書も作成し、５か月という短期間で協議離婚が成立した。