モラハラで離婚②証拠
次回から引き続き、モラハラ離婚についてです。
モラハラ離婚で重要になってくるのは、何よりも「証拠」です。
裁判になるととにかく証拠がないと事実を認定してもらえないので、どんなケースでも証拠は重要です。
モラハラの場合、意識して証拠を残さないと全く痕跡がなくなってしまうため、特に証拠が重要になってきます。
証拠の残し方1:録音
まず、言葉でひどいことを言われている場合は、できるだけ「録音」してください。
スマホの録音アプリ、ICレコーダー、車内のドライブレコーダー、いろいろ方法はあります。
音声に反応して録音が始まるタイプのICレコーダーもあります。
スマホの録音アプリだと、言われてる最中にアプリを起動させないといけないので少し使いづらいです。
で、,電話でひどいことを言われているときにその通話を録音できるので、電話録音にはとても有効です。
録音については、録音形式にも注意してください。
裁判所にはCD-ROMかUSBなどで提出することになりますので、それらに取り出して聞くことができる形式で録音する必要があります。
また、録音を証拠として裁判所に出す場合には、録音したものを文字に起こした紙媒体のものも一緒に出さなければいけません。
ですので、大量に録音する場合は、後で文字起こしする優先順位がつけやすいように、録音データの番号や日付を控え、どんな内容だったか簡単にメモしておくと役に立つと思います。
証拠の残し方2:写真
家の中に指示・命令を記載した紙を貼られたり、壁やドアを壊したりするような行為がある場合は、写真を撮っておきましょう。
写真だけだと、あとで自作自演だと言われかねないため、やはり録音も有効です。
どうしても録音や写真が難しいケースでは、定期的に今後協力してくれそうなご友人にメール・LINEで相談したり、相談機関(たとえば、千葉県女性サポートセンター 365日24時間【相談専用電話:043-206-8002 女性専用】、千葉県男女共同参画センター 男性のための相談 【相談専用電話:043-285-0231(火・水曜日16時~20時、祝日・年末年始は休み)など】に相談したり、心療内科に通院したりしていると、あとで証拠化できることがあります。
大きいお子さんがいる場合は、お子さんに協力してもらうこともあります。
とにかく、モラハラ離婚は、離婚するのも、慰謝料をもらうも大変なので、証拠を残しておくことを強く意識してください。
当事務所では、多数のモラハラ案件を扱っております。
女性だけでなく、妻からのモラハラで苦しむ男性からのご相談もあります。
あなたの場合はどのような証拠を残しておくといいか、ご相談の際にアドバイスさせていただきます。
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